鹿鳴館の夢展
−建築家コンドルと絵師暁英−
JOSIAH CONDER(1852〜1920)・日本近代建築の父。
後の日本建築界を担う精鋭の建築家たちを育てた偉大な教育者。
彼が、異能の絵師・河鍋暁斎の弟子、暁英(きょうえい)として絵筆を揮ったこと、また生け花や日本庭園など日本の文化についての本を残していることは、あまり広く知られていません。
INAXギャラリーでは、今回、彼の残した建築や絵画作品などに触れながら、その知られざる側面をご紹介します。 CONDERの読み方はコンダー。しかし、なぜか建築界ではコンドル、絵の世界ではコンデルと呼ばれています。 本展は、いわばコンドルさんとコンデルさんの展覧会ということができます。 監修は、いずれもコンドルが教鞭をとった東京大学の、鈴木博之先生と藤森照信先生です。 展示にあたっては、御二方と(財)河鍋暁斎記念美術館をはじめ関係の皆様方に多大なご協力をいただきました。 この場を借りて厚く御礼申し上げます。 若くして来日、その設計活動のすべてを日本で行なったコンドル。 日本文化のすぐれた研究者、理解者であり、実践者でもあったコンデル。 日本人がコンドルの設計した鹿鳴館に開化の夢を見たならば、日本と日本人をこよなく愛し、異邦の土となったCONDERが、日本に託した夢は何だったのでしょう。 INAXギャラリー |
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ギャラリー1 | ギャラリー大阪 |
1991年2月〜4月 | 1991年5月〜6月 |
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