ヨットのテクノロジー展
−冒険と風のかたち−
ごあいさつ
見上げれば、縫い目の一つ一つまでいっぱいに風をはらんで、はち切れんばかりのセイルの向こうに太陽が透けています。
下を見ると、呼吸するように上下しながら進む船体に波が添い、ころがるような心地よい音が耳に響きます。
人が知識と体力をたよりに、風を操りながら進むヨットの楽しみ。そこには、古代の筏や帆船に始まる知恵と技術が結集しています。
このほか、造船工学や流体力学に基づいて描き出されるキールやマストの微妙な曲線、収納や、揺れに対して考慮されたキャビン (船室) の工夫、操作性を高めるため機能と強度を追求される金具やロープ、縫い合わせ方まで吟味しつくされたセイル ―まさにヨットは、先端技術の実験室なのです。
INAXギャラリー |
本ウェブサイトからの無断転載を禁じます
■
図録・BOOKLET 『
ヨットのテクノロジー』 INAX出版が発行する建築とデザインを探検するシリーズ |
ギャラリー名古屋 |
1994年9月〜11月 |
INAXギャラリー 過去の展覧会記録
INAX CULTURE INFORMATION http://www.inax.co.jp/Culture/culture.html ギャラリーへのご意見、ご感想、お問い合わせ等はこちら E-mail : xbn@i2.inax.co.jp 本ウェブサイトからの無断転載を禁じます |
||
Copyright(C) INAX Corporation
http://www.inax.co.jp |