木村年克 展
− 記憶の層、陶のひとがた −
木村年克(きむらとしかつ)さんの作品は人体のかたちをした陶のオブジェです。濃淡の茶色の土を順次重ね、層によって全身のフォルムをかたちづくります土の有機的な感覚が、まさに生命の呼吸している様子に近いものを与えて、「在る」というより「居る」という感覚をおぼえる迫力ある作品です。 当初よりずっと、たたら板を重ねた層による作品をつくってきました。当初は層そのものを生かす幾何学形体をつくっていましたが、幾何学形体の意味に疑問を感じ、生き生きとしたものを感じられるかたちは何かと考えた時に、人体が浮かんで来ました。人体というかたちは宗教や時には政治的な意味まで連想されがちですが、身近なだけに見る人が様々に感じ取れる空気感を、作品にもたらす力を持っているとも言えます。 |
写真は新宿会場のものです
■ オープニング・トーク ■
初日9月3日(火)18時〜19時 |
ガレリア セラミカ 新宿
2002年の 展覧会記録
ガレリア セラミカ 札幌
2002年の 巡回展記録
注/ガレリアセラミカ札幌は、
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