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INAXギャラリー特別展
10daysセレクション ― 予兆のかたち 4 ―



― 槙原泰介 展 ―

会期 : 2003年2月3日(月)〜13日(木)
会期中無休

会場写真 会場写真

槙原泰介 (まきはらたいすけ) さんの作品は、私達が日常的に使っている梱包用品の布粘着テープ=ガムテープを使ったインスタレーションです。
槙原さんは小巻のガムテープを解いていき、太く、高く、長くしていきます。粘着力の強いテープを巻きなおしていく神妙な時間を想像すると、おかしみのような感じもしてきます。槙原さんのガムテープは支持体であり、接着の道具であり、膜のような存在ですが、日常見慣れた素材が喚起する非日常的な感覚の出現は、未完感覚というエネルギーに満ちています。

会場写真

■ アーティスト・トーク ■

スライドを見ながら制作のことなど
作家ご自身に語っていただきます
(終了しています)
初日2月3日(月) 18時〜19時
講師 : 槙原泰介
ギャラリーカフェ(会場同フロア)にて
入場無料、先着20名 (予約不要)

TAISUKE MAKIHARA 作家略歴

1977
広島県生まれ
2001
武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業
2003
武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻修了

会場写真



― 鈴木ヒラク 展 ―

会期 : 2003年2月17日(月)〜26日(水)
会期中無休

会場写真 会場写真

鈴木ヒラク (すずきひらく) さんの作品は土と葉をつかった平面です。土に凝固剤を混ぜて、その上に枯葉を円弧を描くように置き、さらにその上に土を塗り固めます。土による枯葉のサンドイッチ状の表面を引っ掻いていき、隠れた葉脈の筋を浮かび上がらせます。
鈴木さんが使用する素材は、街路樹から落葉した、土に戻ることのできないアスフアルトの上の葉と、トラックでどこか遠い場所から運ばれてきた都会の土です。人工的にある自然素材を使って、そこに暮らす人間をふくめたもののすがたを伝えようとしています。

■ アーティスト・トーク ■

スライドを見ながら制作のことなど
作家ご自身に語っていただきます
(終了しています)
初日2月17日(月) 18時〜19時
講師 : 鈴木ヒラク
ギャラリーカフェ(会場同フロア)にて
入場無料、先着20名 (予約不要)

TALK会場
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HIRAKU SUZUKI 作家略歴

1978
宮城県生まれ
2001
武蔵野美術大学映像学科卒業

展覧会など
1999
「映像表現展」武蔵野美術大学 (東京)
2000
「日本現代版画展」AECI (サンタクルス、ボリビア)
「bacteria sign」個展ギャラリーフレスカ (東京)
「WWNA 2000」ギャラリーフロール、法然院 (京都)
2001
「do bacteria sleep?」
京都市美術館・Tranq Room・etw・BeGood Cafe /全4会場 (京都)
2002
月刊STUDIO VOICE誌8月号より、ペインティング作品を連載開始
アートユニット「WORD PUBLIC」を結成 (www.wordpublic.com)
「TOKYO ART JUNGLE/無重力スポーツ」東京国際フォーラム (東京)
「TOKYO ART TRAIN」JR山手線 (車両内に2週間のインスタレーション)




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