角倉起美 展
−陶・祝祭のかたち−
会期
2004年6月4日(金)〜6月29日(火)
休廊日
6月16日(水)
角倉さんの作品は、極彩色のトロピカルな色彩で描かれたポップな紋様が印象的な陶の立体です。 赤、白、黄、青、水玉、縞々、ギザギザと、模様と色彩の洪水が、ダンシング・オン・パレードな、それは楽しげな作品です。ジャングルに迷い込んだような熱い息吹の感じられる作品です。 かたちは円錐を4つさかさまにしたり、卵型だったり、漏斗が2つさかさまになってつながっていたりしていて、元気で天邪鬼でいたずら好きな様子にも見えます。幾何学形態がちょっと歪んでいたり、小首をかしげているようであったり、スイングしているようなムーブメントを持っています。 | |
角倉さんは、とびきりカラフルでパワフルなアーティスト、ニキ・ド・サンファールが好きで、生家は大阪中央市場の八百屋さん。 色とりどりでかたちもさまざまな野菜やカラフルなダンボール、看板やネオンカラーが原風景にあると言います。都会っ子で流行のシンプルでミニマムなデザインに憧れると言いながら、彼女の手から紡ぎ出される作品は、どれもにぎやかで暖かな雰囲気のものばかりです。それらはまた、大好きなコンテンポラリーダンスの動きにも影響されているといいます。ダンスがつくるフォルムは、角倉さんの作品の躍動感、スピード感の元になっています。 今展では5点の新作を展示します。 |
■ アーティスト・トーク ■ |
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1974 大阪市生まれ |
2004年 展覧会スケジュール
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