名和晃平 展
- 0409・サイエンスフィクション -
会期 : 2004年9月1日(水)〜9月28日(火) 10時 〜 18時
休廊日 : 日祝日
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名和さんの作品は、皆がよく知っている物体という、その既成概念の知覚を幻惑させるインスタレーションです。「CELL」では、ワニやシマウマの剥製が透明アクリルケースいっぱいに入れられています。アクリルケースの内側に設置された分光シートによって、本来見えない角度にシマウマが見えたり、側面からまっすぐ見ようとすると消えてしまったりします。近づきたいのに近づけないもどかしさ、見えるのに存在していない不思議さを感じます。また「PixCell」では、錦鯉やアヒルが全身透明ガラスビーズに覆われています。まるでモザイク映像の立体版のようで、輪郭線や質感を消失しています。手に取って掴めるにもかかわらず、光でできた物体であるかのような希薄な存在感です。 | |
ポップなモチーフを使って親近感を持たせながら、めくるめく知覚の不思議さを実感させる発想のユニークさ、完成度、表現力の高さが評価され、京都市芸術大学大学院を2003年に修了した若干29才でありながら、この5年間賞の受賞が続いています。 今展では、INAXギャラリー2の会場全体をシアターのように使い、水槽と映像を使った最新作を制作します。 |
写真左上から時計回りに3.4.5.6.7.8 作品タイトル 1.6/ PixCell_Black 素材:墨汁、エアーポンプ、アクリルボックス、MDF サイズ:h:2400 w:400 D:400(mm) 4.5.8/ Cell Chain 素材:シリコーンオイル、水、アクリルボックス サイズ:h:2400 w:200 D:200(mm) 2.3/ PixCell_Black' 素材:液晶プロジェクター、MDF サイズ:h:2400 w:3800(mm) ※全ての作品はサイズ可変 7/会場全体図(写真は分かりやすくするため、実際より明るくなっています) |
■ アーティスト・トーク ■ |
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