gallery

建築のフィギュア 展
- プライベート・プロダクツ -
Miniature Architecture : amazing world of amateurism
解説
会場写真/すべてINAXギャラリー名古屋
建築のフィギュア
糸崎公朗 Kimio ITOZAKI
非ユークリッド写真連盟、美術家


1965年生まれ。90年に「非ユークリッド写真連盟(Impersonal Art Institution)」を結成。個人あるいは連盟で「フォトモ」「ツギラマ」「60倍の惑星」などさまざまな写真手法で作品を発表、国内外で評価を得る。「フォトモ」とはフォトグラフ(写真)+モデル(模型)からの造語で、切り抜かれた写真をパーツにして、実物そっくりのミニチュアに組み立てた作品である。主な受賞にキリンコンテンポラリー・アワード1999優秀賞、2000年度コニカ フォト・プレミオ最優秀作品賞、第19回東川新人賞など。2004年春、香港アーツセンターで個展「FOTONO × 城市・街頭風光別注」を開催し好評を博す。著書に『フォトモ−路上写真の新展開』(工作舎)、『出現!フォトモ』(PARCO出版)。組み立てフォトモは『クアント』(ネコ・パブリッシング)で連載中。

関連リンク
フォトモのホームページ(糸崎公朗さん/非ユークリッド写真連盟)
http://www.itozaki.com/

建築コレクション/会場写真


地鎮祭の用意のある土地/会場写真
坂 啓典 Keisuke SAKA
ペーパー・エンジニア、グラフィックデザイナー


1965年生まれ。26歳の時に突然世界一周を思い立ち、半年かかってイタリアに到着、11ヵ月間かけてアジア・アフリカ・ヨーロッパをまわる。デザイン事務所の激務から逃避したつもりが、気が付くと自分でノルマを決めたスケッチに追われる毎日だった。94年よりフリーランス。97年から3年間、デンマークで本格的にペーパークラフトに取り組む。2000年に帰国した後、友人と「図工室」を設立。ペーパー・エンジニアとしての活動を開始する。繊細な配慮と大胆な発想で、完成品が美しいだけでなく、つくりやすい、思わずつくってみたくなるペーパーモデルキットをデザインしている。


関連リンク
紙工房(坂 啓典さん)
http://www.zuko.to/kobo/index.html
ホーム
http://www.zuko.to/kobo/works-f/c4-f/c4-set.html
紙の世界遺産

会場写真


会場写真


タージ・マハール/会場写真
藤沢みのる Minoru FUJISAWA
ミニチュアハウス建築士


1934年生まれ。マクロ波回路素子、電子顕微鏡の開発などに従事。85年、英国に転勤した際、粘土細工のミニチュアハウスと出合う。89年に帰国した後、先生も手本も仲間すらもいない、まったく手探りの状態でミニチュアハウスづくりを開始。2001年には日本ホビー協会主催第11回ホビー大賞グランプリ受賞。おもちゃ病院ボランティアねじまわし院長を務め、このほかにも複数のボランティアで活躍、建築の資料収集にと多忙な毎日を送るなかで月1棟ペースの制作を続け、2004年春の時点でその数は130以上に達する。



旧岩崎家茅町本邸/会場写真

旧前田公爵邸/会場写真


旧赤坂離宮/会場写真


東京駅/会場写真
盛口正昭 Masaaki MORIGUCHI
景観模型工房代表


1950年生まれ。69年、月面から見た地球の姿に衝撃を受け、なぜか模型制作を決意する。大学卒業後、土まみれの土木現場作業のかたわら、樹木模型の試作を手始めに、景観模型表現の基礎固めをする。2004年春までの制作模型約800点。 97年、JICA国際協力機構および国立民族学博物館の要請を受けて、博物館技術コースの研修生に模型制作の実習指導を始める。実習の目的は博物館展示業務における模型表現の可能性と重要性を実体験することで、テーマは「自国の風景」とした。実習期間と持ち帰りの便宜、表現について決して手を抜くことの出来ないスケールとして、縮尺1/300、平面サイズA4に統一している。



ブータン「パロ盆地の博物館」/会場写真

タット・ルアン/会場写真


インドネシア「バリ島のタナロット寺院」/会場写真


中国「客家円楼」/会場写真
ペーター・フリッツ Peter FRITZ


1916〜92年。ウィーンの保険会社の社員で、仕事のかたわら、ひとり団地の一室で387点もの風変わりで色とりどりの建築模型を制作した。彼の死後、93年にオーストリアのウィーンを拠点とするアーティストのオリヴァ−・クロイ Oliver CROY がたまたま訪れた骨董品店で発見。クロイは、ゴミ同然の扱いを受けていたフリッツの模型すべてと、一緒になっていた3000枚のスライドを500ユーロで買い取り、模型の作者を探し始めた。スライドは1965〜75年頃に撮影されたもので、その中にはかつてフリッツが所有していた別荘の写真があり、これが決め手となって模型の作者が判明した。フリッツの模型はクロイらの手で、ホームページや書籍のかたちをとって記録され、2000〜02年には展覧会が行われてオーストリアやドイツの建築ギャラリーなどを巡回した。また、フリッツの模型そのままの住宅を建てるべく、クライアントを募集中である。

関連リンク
ペーター・フリッツのスペシャルモデル
http://www.baunetz.de/arch/sondermodelle/
ホーム

会場写真
長内デザイン室のスノードーム

関連リンク
長内デザイン室
http://www.osanaidesign.com/index.htm
ホーム
http://www.osanaidesign.com/
naiyou/gamen/sno/sno_top.htm

スノードーム

会場写真

会場写真



展覧会
TOP PAGE
展示品リスト 図録・BOOKLET

ページのトップに戻る

INAX | mail:xbn@i2.inax.co.jp (件名・メールタイトルは必ずお書き添え願います ) |
Copyright(C) INAX Corporation All rights reserved. 本ウェブサイトからの無断転載を禁じます。