INAX GALLERY 2

Aeneas Wilder 展
−立体ドミノ 破壊と再生のかたち −

会期:2000年5月1日(月)〜5月29日(月)
休廊日:日曜・祝日



会場写真:00/05/02〜00/05/03撮影
0508撮影 000503撮影 000502撮影

アニアス・ワイルダー(Aeneas Wilder)さんは1964年スコットランド生まれの作家です。
これまでにドイツ、イタリア、フランス、チェコ共和国、ノルウェー、日本と幅広い地域で制作発表をしてきました。

作品は、ハンノキなどの木材を割り箸のようなかたちに削ってつくったピース3000〜5000本を接着剤を使わずに、何日もかかって積み木のように積み立てて構造物をつくります。
大きなもので高さが2m、幅が4mもあります。雪でつくる半円型のドームや、丸く窓のようなくり貫きがあるビルデイングのかたち、塔のかたちなど透明なかたちを数えきれないほど作ってきました。


作品模型 作品模型 作品模型

壁に掛かって展示されているのは作品模型です


それを押したり、引いたり、横蹴りにしたりするパフォーマンスによって、会場空間いっぱいに積み立てられた作品が大音響とともに崩れ去ります。その瞬間それを見ている者はも大笑いをしてしまいます。胸のすくような爽快感が笑いとなって、まるで悪夢から再生をするためかのように、思わず声が上がるのです。

スローモーションでもないのに、立体ドミノ倒しのように放物線が描かれるもの、ウェーブを描くものと崩落する様々なかたちは本当にきれいです。


会期中(5/17)と最終日(5/29)に、展示作品を「破壊」する パフォーマンスを行います。その模様を他の会場にて撮影したビデオも上映しています。



会場写真:作家による「破壊」パフォーマンスと、続いての作品制作(00/05/17〜19撮影)
000517撮影 000517撮影 000517撮影
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作品拡大(32K)は こちらをクリック

作家略歴




■アーティスト・トーク&パフォーマンス■
これまでの作品の話をスライドを見ながら語って頂き(和訳付)、
1ケ月間展示した作品を破壊するパフォーマンスも行います

日時:5月29日(月)会期最終日夜18時〜19時
終了しています
ギャラリーカフェ(ギャラリー2会場同フロア)にて
入場無料(予約不要)




会場
INAXギャラリー2
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2000年
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