2001年7月 ご紹介 |
青山は、建築・デザインや編集、広告代理店など、いわゆる「カタカナ職業」の事務所が集中する情報発信の街です。
通りには立ち並ぶオフィスビルの間に、お洒落なカフェ、レストランやバーが数多く点在し、また神宮球場や秩父宮ラグビー場が近く、競技や夏の花火大会の日には、大勢の人々で賑わいます。
その一方で、一歩路地を入れば、こんな所にと驚くほど広い公団アパートがあったり、静かな住宅街の一面も持っています。
ビルの1FはBMWのショールームです。
ビルとビルの隙間のような、コンクリート打ち放しの階段を地階に降りて行くと、文字通り"穴場的空間"がそこに広がっています。
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フロア中央は、一般誌のほかファッション、アート、音楽などの雑誌コーナーが大きく占めています。
中には『Fu』『Diatxt』『is』『蜂』『Knack』といったマニアックなタイトルも見られます。
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持ち込みの映画ポスターやチラシが張られたレジ横の円柱の奥は、アート関連書とフェアの大きなスペースです。
洋書、美術評論、技法書、デザインのほか映画、音楽など、幅広いジャンルの本が充実し、『SWITCH』『夜想』『広告批評』『BT』『銀星倶楽部』などのバックナンバーも揃っています。
このほか、渋谷系の若者に人気のメディアミックス的グッズ類、ダゲレオ出版やユーロスペースの映画ビデオやDVD、ヒーリング系のCDなども置かれています。
建築書は評論系が中心です。 また洋書や『別冊商店建築』など大型のビジュアル書、『GA』など雑誌バックナンバーもあります。 もちろん専門書以外にも、コミック、文庫、冠婚葬祭やペット入門など実用書、地図や旅行ガイドブックも置かれています。 INAX出版の本は、アート書の棚にはBOOKLETが、建築書の棚には10+1(TenPlusOne)や叢書などが置かれ、共にほぼ全点揃っています。 BOOKLETは、最近では『林丈二的考現学』が良く売れたそうです。お店とは長いお付き合いなので、棚には貴重な在庫切れのものが残っていたりします。 またギャラリーの案内ハガキや出版目録も併せて置かせてもらっています。 10+1(TenPlusOne)は、『No.21 特集=トーキョーリサイクル計画』が良く売れ、過去の建築書フェアでも好評でした。 お客様の殆どは常連さんです。 書籍も雑誌もアイデア・ソース的なものが好まれ、最近では『青山デザイン会議』や『Lingua grafica』などが良く売れたそうです。 バブルの昔ほどではありませんが、まとめ買いするお客様が多く、高価な本でも構わず買い求めます。 BOOKLETなどINAX出版の本は、そんなお客様たちに支えられているようです。 |
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