INAX PUBLICATION

INAX出版 営業日誌

INAX出版 の書籍が置いてある全国の書店をご紹介します(在庫の有無は書店にご確認下さい)。
このページは、INAX出版・営業担当者が毎月連載します


南洋堂書店

2003年 site renewal

本の街・東京は神保町にある南洋堂書店 をご紹介します。
神保町でも独特の趣きを持つこちらの建物は、建築家・土岐新氏の設計(1980年)によるもので、通りの反対側からみても存在感のある「神保町の顔」です。
そして建築書といえば南洋堂、古書といえば南洋堂といわれるほど、建築関係者が一度はお世話になる、老舗の本屋さんです。

創業は、今の店主・荒田さんのおじいさんの代の大正末期です。 最初は一般書を扱う古書店でしたが、昭和30年代の後半から建築書を専門に扱うようになりました。

書店外観
1F店内

お客様は建築を志す学生さんや、設計事務所、雑誌編集者など「プロ」の方が中心で、著名な建築家の姿もよく見かけるそうです。 問い合わせも全国から入ります。

国内の書籍だけでなく、洋書も豊富に扱っています。
海外から直接買い付け、安く販売してきたのが好評で、平成7年4月には2階のスペースを広げ、洋書だけのフロアを作りました。平成15年にはスタイリッシュな空間へとリニューアルを遂げています(写真 : 左下)。

また、お店のホームページにも力を入れています。 1997年10月に開設され、お薦め書や、お買い得コーナーの紹介サイトのほか、書籍検索システムで目当ての本を探すことができ、建築に詳しくない人でも気軽に注文できます。
新刊は入荷とほぼ同時にサイト上に掲載されるなど、こまめな更新が自慢です。

2F洋書売場

この10月には、また新たなレンタルスペースが完成しました。 「建築に携わる人たちの情報交換の場になれば」と荒田さんは期待を寄せています。

3階の「N+」(エヌ・プラス)は、コンクリート打ちっ放しの壁に、一面が木製の折り畳み式の展示棚が、8x4計32ケ備え付けられ、建築作品展などに利用できます。 窓からは明るい陽射しが入り、カウンターでは訪れた人にコーヒーを用意できるようにもしたいそうです。 7坪ほどの小さな空間ですが、「若い学生さんでも気軽に使って欲しい」と抑えめのレンタル料金設定も魅力です。
また、緑色のパラソルと木の椅子が置かれた屋上デッキもできました。 駿河台下交差点が見下ろせ、都会のオアシスのような空間です。 ふだんは店員さんが休憩時に利用しているとは羨ましい話ですが、 出版記念パーティなどが行なわれる際には、3階のスペースと合わせて開放されます。

INAX出版の本は、Ten Plus Oneや建築系のBOOKLETなど、ほぼ全点が置かれています。 ここ最近では、『Ten Plus One No.21』が好評でした。 建築書としては比較的安価なこともあり、学生さんを中心に売れているようです。
都内の書店ではどこよりも早く、INAX出版の新刊を置いていただいています。

店内写真
店内写真


南洋堂書店

(〒101-0051)
東京都千代田区神田神保町 1-21

TEL:03(3291)1338
FAX:03(3291)1340

月〜土曜日営業時間:午前10時〜午後7時
日曜・祝日休み

ホームページ: http://www.nanyodo.co.jp/




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