「住生活グループ行動指針」に基づき、INAXグループ独自の調達方針などを公開し、公正で誠実な取引と購買活動に取り組んでいます。
ホームページ「INAX購買ナレッジ・ネットワーク」サイトで、公正で誠実な取引を実現するために新規の取引先を幅広く募集し、また、取引先にのぞむコンプライアンスや企業姿勢、労働条件および安全衛生への配慮、環境への取り組みなども公開しています。なお、持株会社の住生活グループは、グループ各社における購買部門、物流部門を統合し、2009年10月1日付で、住生活サプライを設立しました。それにより、INAXにおける購買業務のうち、おもに旧購買センターが担当していた業務を、住生活サプライに移管しました。
住生活サプライでのおもな業務は、原材料、資材等全般の調達先決定・価格決定、取引先の管理業務、各種購買システムの運用管理、取引先の品質評価および品質改善指導などです。ただし、契約、発注、および支払い業務は従来どおり株式会社INAXが担当しています。
品質、コスト、納期、環境、経営、技術に優れた取り引きパートナーを広く求めます。
また、近年では品質、コスト、納期という3大要素に加え、環境、経営(CSR)も重要な要素となっています。
以下に取引先に守っていただきたい事項をまとめています。取引先の自主的な取り組みを期待いたします。
取引先との協働改善活動について
INAXの商品は、多くの取引先の協力を得て生産しています。お客さまに品質の保証された商品をお届けするため、購入品の品質向上についても改善活動を展開しています。
そのひとつの活動として、半年ごとに取引先の品質レベルを評価し、その結果を取引先と共有し、品質改善の指標としています。
また必要な取引先に対しては、INAX全社をあげて品質体質の改善を支援し、取引先責任の品質不具合件数は、1年間で約29%減少しました。
さらに品質保証体制の強化をお願いしています。
お客さまへの供給責任および満足度向上を図るため、2008年から取引先にBCP強化の活動推進をお願いしています。
おもな活動は、1)新商品の新規部品の製造場所調査の実施、2)一部の取引先を訪問しBCP対策状況の確認、です。
取引先と情報を共有し、地震、火災などのリスク発生時の迅速な対応に活用しています。
取引先とINAXでの有害化学物質の未使用確認、あるいは使用削減を目的に、INAX「有害化学物質使用規定」に基づき、納入品の「有害化学物質使用調査」に取り組んでいます。2009年度は、調査対象を標準品だけでなく特注品まで拡大し、法禁止物質とINAXリスク管理物質について調査を実施しました。
調査期間は2009年9月〜2010年3月で、延べ970社の取引先に協力いただきました。今後も「法規制の変化」「新規納入品の発生」に対応した継続的な調査を実施して、順法とリスク管理につとめていきます。
住生活サプライでは、事業部・工場・品質保証室と協働で、パートナーである重要取引先の品質体質の改善を支援しています。この活動は4年前からINAXで取り組みが始まり、年に10〜12の取引先に対して行っています。
洗面化粧台の部材を製造している取引先とは、モノづくり精度の向上と品質不具合の再発防止をテーマに協働で取り組み、工程内不良数を前年比49%減少させることができました。取引先からは「今までに無い切り口での活動で、今後の品質改善に活用できる」と評価いただいています。