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2009年07月07日

下地作りとタイル張り2

最近、月曜日になると必ずと言っていいほど学生の誰かのスタイル(特に髪型)に
変化があり「個性がでてきたね!」と微笑ましく見守る みつ と はち です。

学生同士で色々試しているみたいで、一番人気は、BARBER SIMOTUMAによる
剃りこみみたいです(笑)

あっ!!
髪型は変わっても学生はみんな真面目に頑張っているので怖くないですよ〜☆

先日、床タイル張りのための下地作りに奮闘していた学生ですが
あれから数日・・・
ついに下地にタイルを張る練習に入りました!!!(イェ〜イ)


床タイルと言っても、やっぱり種類や大きさは沢山あって
小さい物は10p〜大きな物は60cmもあります。
学校では、1番張りやすい10p(タイルの世界では100角と言います)の
タイルで練習をしています。

数日の練習で下地が大分上手く作れるようになった学生たちは
ホッとする間もなくタイルの張り方を学ぶのですが

見逃すまい

タイルを張るためには
墨だし
 ↓
糸だし
 ↓
モルタル練り
 ↓
タイル張り

と言う手順を踏んで作業をしていき、さらにタイルを張り終わった後も
仕上がるまでにはまだまだ沢山の作業があり手順を覚えるだけでも大変です(汗)


現場では、もっと沢山の方法があり職人さんによってそれぞれ違うので
学校ではしっかり基本を学んでおかないといけません。
1つでも間違えると、タイルが入らなかったり仕上がりが綺麗に出来ないため
何度も何度も確認しながら確実に覚えていきます。

慎重に・・・


         


かな場タイル張り

こんな時も学生の個性が出るもので
計算が苦手な学生は墨だしで苦戦し、塗りが苦手な学生は仕上がりが崩れてしまうこともしばしば・・・。
他にも、色違いのタイルがあっても気にせず張る学生もいれば
2種類のタイルを市松模様のように並べながら張る学生もいます。


今日も完璧〜♪


実技の先生方は学生のそんな個性を見つけながら、それぞれの学生にあった指導をしていきます。


タイルを張り始めてからは、下地作りで眉間にシワが沢山だった学生の顔もちょっぴり和らぎ
1メートル四方を張り終わるころには「今日は超楽しい!!」
と言いながら久々のハイテンションでタイルを張っていました♪
学生もだんだんタイル張りの醍醐味を知ってきたみたいです(喜)

1度タイル張りの楽しさを知ると、もう離れられないぞっ!!!

投稿者 tile_school : 2009年07月07日 10:08

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