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住宅のユニバーサルデザインプランニング事例

[事例10]車いすに配慮。家族と共に暮らす新築の家

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今回の事例は現在の介助を楽にし、10年先も家族が快適に暮らせる家の新築計画です。
両親はそろそろ自分たちの老いの不安を感じる60代、姉夫婦には赤ちゃんの予定があります。独身の弟は、将来は結婚して家を離れるつもりですが、家族全員でGさんを支えようと、家を新築することになりました。

家族構成
Gさん
30歳代。独身。頸髄損傷(けいずいそんしょう)による四肢(しし)マヒ
手の機能は弱いが、平らな床であれば、手動車いすで移動することができる。
両親
60歳代。元気だが、歳と共に体力の衰えを感じてきている。
姉夫婦
30歳代。現在、姉は妊娠中。

20歳代。独身。結婚したら独立したい。
before
新築前

両親とGさん、弟はマンション住まい、姉夫婦は郊外の賃貸住宅に暮らしていました。

不満・要望
  不満 要望
■Gさん 今のマンションでは、生活すべてに介助が必要。 自分のことはできるだけ自分で。そのためにも車いすでの移動が楽な家がいいな。
■父母 介助に負担がかかって、長くは続かないな・・。 息子の介助をしやすく。
自分たちの老後の不安も解消したい。
■姉夫婦 離れていると、様子がわからないので不安だね。 両親たちと一緒に介助していきたい。でも自分たちの生活も大切にしたいな。
■弟 狭い部屋での介助が大変。
自分だけの時間もないし・・。
もちろん兄さんの介助は手伝うよ。だから僕の部屋の確保もヨロシク!
after
新築プランポイント
  • 10年先も家族が快適に暮せる生活を実現するための、縦割りの二世帯住宅と水まわり配置がポイントです。
  • 将来、家族の身体状況や家族構成の変化を想定し、状況に応じた住まい方を選べるようにしました。
  • 現在は姉世帯とつかず離れずの距離を保つための二世帯住宅です。玄関を分けたので、将来姉世帯部分を貸すこともできます。姉弟が家を離れる場合、リフォームでご両親は1階、2階にGさんが住む、横割り住宅も可能です。Gさんが使う水まわりは自立と介助の両面で配慮しました。
新築後

point 1 Gさん水まわり 自立と介助を考慮 point 2 玄関 段差解消は昇降機で!

ポイント1 Gさん水まわり 自立と介助の組み合わせを考慮

一連の水まわり空間をGさんの寝室と隣接させました。
Gさんの排泄行為は、大便は週2回薬を使いシャワールームの大便器を使用します。
小便はそのつど車いすに座ったまま尿瓶(しびん)にとり、寝室の洋便器に捨てます。
車いすへの乗り移りが大変なGさん。乗り移りを朝、夜のみとするためにトイレは大便用と小便用に分けました。

シャワーキャリー シャワーキャリー 体温調節 小用は車いすの上でしびんにとって便器に捨てます。 車いすからベットに乗り移ります。 ベットに横になりながら服を脱ぎます。 手ではいながら、シャワールームへ。 大便用便器で大便をすませます。 壁によりかかり、体制を保たせながらシャワーを使います。

ポイント2 玄関 段差解消は昇降機で

玄関はGさんが開閉できる引き戸に。
玄関床に昇降機を埋め込み、玄関と玄関ホールとの段差を解消しました。昇降機は、誤操作を避けるために、Gさんだけが操作できる携帯リモコン式。「昇降機部分に靴をおかない」が、家族の約束事です。

玄関ドア・引戸/窓
玄関ドア・引戸
シャッター・面格子
勝手口ドア・引戸
キッチン・浴室・洗面化粧室・トイレ
システムキッチン
浴室
洗面化粧室
トイレ
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室内ドア・引戸
収納
床・階段・手すり
エクステリア
門扉
フェンス
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バルコニー

屋根・外壁材
屋根材
外壁材
外装タイル
高性能住宅工法
高気密・高断熱・高耐震住宅工法
耐震補償付き構造体
高断熱パネル
ビル・店舗用建材/厨房設備
カーテンウォール
玄関ドア・窓・シャッター
業務用厨房機器
公共向けエクステリア・トイレ
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大型フェンス
駐輪場
手すり
トイレ