ビオトープ考
― つくる自然・ふやす生態 ―
緑ゆたかなこの季節、現代社会における人間と動植物との共存について、一つのアイデアをご紹介します。
ビオトープを考える上でのキーワードは、「多孔性」です。
近代文明が作り上げてきた無機的・閉鎖的な環境の中に、もう一度、曖昧模糊としたなかにも豊饒な生産力をもつ「あな・すきま」を取り戻そう、というのがその基本的な考え方のひとつです。
それは、環境・生態にとどまらず、人間の思考の中にも、混沌とした無秩序のもつ豊かさ、たくましさ、多様性を再認識し、そこから生まれる新たな生命 (=価値) に可能性を求めようとするものです。 |
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なお、開催にあたり、監修の杉山恵一先生 (静岡大学教授※当時) 、会場施工の富士見グリーンエンジニアリング株式会社をはじめ、多勢の皆様にご協力をいただきました。
改めて、厚く御礼申し上げます。
INAXギャラリー名古屋
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図録・BOOKLET『
ビオトープ考』
INAX出版が発行する建築とデザインを探検するシリーズ |
ギャラリー名古屋 | ||
1995年6月5日(月)〜8月20日(日) |
INAXギャラリー 過去の展覧会記録
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