2001年8月 ご紹介 | |
京都市北部の北山は、お洒落なカフェや雑貨ショップ、レストランが集中し、若者に人気のある街です。 また、京都有数の高級住宅街でもあります。 地下鉄北山駅より徒歩1分、この地にオープンして8年目の優里奈北山店をご紹介します。 お客様は、日中は年配の方や女性客が多く、夕方から若者が目立ちはじめ、深夜2時の閉店まで続きます。 京都工繊大や精華大の学生のほか、大学の先生、近くの料亭や茶道の家元の方など、いかにも京都ならではの常連さんに支えられた店ですが、オープン当初は試行錯誤の連続で、お客様にアンケートをとるなどして棚作りには苦労したようです。 店長によれば「お客様が付いたのはここ4〜5年のこと。常連さんになってもらえるまでは大変やった」のだそうです。 |
雑誌コーナーでは、『月刊京都』や『創作市場』などご当地ものも目に付きますが、バイクやスポーツ誌などの男性誌から、インテリア、ファッションなどの女性誌まで、バランスよく並んでいます。
料理や生活実用書のほか、レジ周りにはアンパンマングッズや昔話絵本なども置いてあり、品揃えから子供連れの女性客が多いことが伺えます。
また絵本は、手島圭三郎のシリーズなど、大人でも楽しめるものも並べています。
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約50坪のレコード&CD売場 |
北山には建築・デザイン事務所が多いので、関連書の反応は良く、大きいスペースをとっています。
京都という土地柄を反映して、寺社や日本庭園の本なども良く揃っています。
なんといってもこの店の特色は、アナログレコードや輸入版CDが揃う音楽ブースを店の奥に併設していることです。
優里奈は、かつて新京極に「インディーズの優里奈」として名を馳せたレコード店を出していました。
近くのイベントスペースでライブがある時には、CDの会場売りもしていて、当時をよく知る店長によれば「若き日のX-JAPANのYOSHIKIや大槻ケンヂの姿も見られた」そうです。
"優里奈"の名は、マニアックな伝説的レコード店として全国的に知られていて、「Yahoo!」などの検索サイト上で"優里奈"を探すと、音楽マニア情報の中に、その名がよく登場します。
INAX出版の本は、98年からBOOKLETを中心としたバックナンバーを芸術書の棚に揃えるようになりました。
その後も10+1(TenPlusOne)など各シリーズ新刊が、必ず3〜5冊ほど入っています。
北山周辺には揃えている書店が少ないこともあり、BOOKLETは毎回良く売れています。
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CD&アナログ版レコードなど |
営業時間:午前10時〜深夜2時
年始休み
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