李政錫 展
− 陶 いのちのかたち、しなやかな肖像 −
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李政錫 (Lee Jung Suk) さんの今展は動物をかたどった陶のオブジェです。
思わず[こういう人っているよね]と親近感を抱くような、ユーモラスな表情や姿態の、象徴的にデフォルメされたいきものたちの姿です。
作品の多くは釉薬を使わない、楽焼きや低温焼成による素朴な風合いを生かした、土塊のような表情を残しています。
これらの風合いは、土に木屑や発砲スチロール、牛糞を入れて焼くことで、柔らかい感じが出るそうです。
かたちもまた、土練器から出てきた状態をそのまま生かしたり、あるがままの勢いを大事にして、ひねったり、まるめたりしているうちに生まれてくるリズムで、空想の動物たちの姿を映しています。
李さんは、韓国の美術大学を卒業後来日して6年が過ぎました。
これまでは、太古の原始動物や三葉虫、ミトコンドリアをモチーフにして、プリミティブでより彫刻的な作品でしたが、最近では大きさも拡大
されたものは少なくなり、優しい愛らしいフォルムの動物が登場するようになって、躍動感とともに、さらに魅力あふれる作品になっています。
今展は李さんのオブジェによる東京での初めての発表です。
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写真は新宿会場のものです
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■ オープニング・トーク ■
制作のことなど作家ご自身に語っていただきます
注 / 新宿会場のみ
1月8日(火)18時〜19時
先着順、入場無料
(終了しています)
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李政錫 ( Lee Jung Suk ) 作家略歴
1970
韓国ソウル生まれ
1995
ソウル現代陶芸公募展[特別賞]
大韓民国陶芸展[優秀賞]
1996
国立ソウル産業大学校陶芸科卒業
来日．朝日陶芸展[入選]
1997
中日陶芸ビエンナーレ'97[特別賞]
個展 LOVE COLLECTION(名古屋)
1998
愛知県立芸術大学院陶磁専攻卒業
アサヒ外国人留学生美術展[優秀賞]
個展 白萩(鎌倉)
個展 SPACE SAWADA(名古屋)
個展 たち吉(銀座･大阪)
ケンチャナヨ 安里−SIX(名古屋)
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1999
中日陶芸ビエンナーレ'99[準グランプリ]
個展 Salon de Vamhou(倉敷)
個展 白萩(鎌倉)
個展 安里−SIX(名古屋)
CLAY WORK 2人展 円居(一宮)
和食文化の中の器展 ギャラリー共栄窯(常滑)
鯉江良二一門展 たち吉(銀座)
FAENZA・AICHI・SEOUL Contemporary Ceramic Art(韓国ソウル)
2000
個展 Salon de Vamhou(倉敷)
個展 TOSOUAN(名古屋)
個展 明日(松山)
個展 陶庫･Art Space JONAISAKA(益子)
International Massabal Wood Fire Festival 2000(韓国ソウル)
好きなかたち 酒器展 ギャラリー数寄(江南)
秋の味覚を彩る器展 ギャラリー共栄窯(常滑)
2001
個展 安里−SIX(名古屋)
個展 陶いわおか(神奈川県)
個展 明日(松山)
個展 ギャラリー共栄窯(常滑)
個展 円居・織部亭(一宮)
織部3人展 うつわ菜の花(小田原)
薪窯展 ギャラリー数寄(江南)
現在 愛知県立芸術大学陶磁専攻 非常勤講師
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ガレリア セラミカ 新宿
会期 : 2002年1月8日(火)〜27日(日)
休廊日 : 1月16日(水)
2002年
展覧会記録
ガレリア セラミカ 札幌
巡回展会期 : 2002年2月5日(火)〜28日(木)
休廊日 : 毎週水曜日
2002年
巡回展記録
注/ガレリアセラミカ札幌は、
2002年11月19日をもちまして休廊しています
