ceramica

伊藤珠子 展
− 壺狩りに行って −



会場写真

伊藤珠子(いとうたまこ)さんの作品は、高さ30cmほどの壺型のオブジェです。60年代を思わせるポップなテキスタイル生地のような模様がつけられ、風船の空気が抜けかかったような、へこんだかぼちゃのような、あるいは海中のフジツボやヤシの実などにも見えてくる、物語がはじまっていきそうな顔つきの壺たち。
私達はこの作品に出会った時、先を急がされるように1点1点に目移りがして、会場の端から端まで細長く展示された空間をあっという間に見てしまいました。タイトルに目をやると「壺狩りに行って」。まるで獲物を追って夢中になっている狩人のような錯覚を憶えるほどに、求心力があります。
「やきものの壺」という古来のイメージを、物語性とユーモラスな色彩感覚で、新鮮な壺に変えた作品です。

写真は新宿会場のものです


■ オープニング・トーク ■
制作のことなど作家ご自身に語っていただきます
/ 新宿会場のみ

初日10月4日(金)18時〜19時
終了しています
先着順、入場無料



TAMAKO ITO 作家略歴

1976
茨城県笠間市生まれ
2002
東京芸術大学美術学部工芸科陶芸専攻卒業
プランタン賞受賞
現在 同大学院在学中

会場写真 会場写真


ガレリア セラミカ 新宿
会期
2002年10月4日(金)〜30日(水)
休廊日
10月16日(水)

2002年の 展覧会記録


ガレリア セラミカ 札幌
会期
2002年11月5日(火)〜19日(火)
休廊日
毎週水曜日

2002年の 巡回展記録

/ガレリアセラミカ札幌は、
2002年11月19日をもちまして休廊しています


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