ceramica

折藤梨加 展
− 陶磁の立体コラージュ −

会期
2002年12月3日(火)〜25日(水)
休廊日
12月4日(水)、18日(水)


会場写真 会場写真

錆びた波板トタンを組み合わせた小さな小屋。ボロボロの屋根に風が吹いたら飛んでしまいそうなブリキの煙突。剥げたペンキや赤錆の浮き出た金物の表情。
折藤梨加 (おりとりか) さんのモチーフは廃墟で、朽ち果てた金物の質感を、磁土と赤や青の釉薬のコントラストで表現しています。
窯で焼いた後に木槌で叩いて割って、かたちを調整したり、歪んだり縮んだりしたかたちも、逆さまにして使ったり、違う作品に生かしたりと縦横無尽です。
折藤さんは、やきものの壊れやすさは、最初からの特性と捕らえて制作しています。自分にとって一番使いやすく、表現しやすい土の性質の矛盾を、自在に乗り越えてしまうがむしゃらさ、やきものの縛りから解き放たれた自由な創造性があります。


■ オープニング・トーク ■
制作のことなど作家ご自身に語っていただきます

初日12月3日(火)18時〜19時
終了しています
先着順、入場無料

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RIKA ORITO 作家略歴
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1976
京都生まれ
1998
京都精華大学陶芸科入学
2000
グループ展(GYALLERY紅/京都)
2001
グループ展(GYALLERY MARONIE/京都)
2002
2人展(ギャラリーギャラリー/京都)
京都精華大学陶芸科卒業
京都精華大学大学院造形専攻入学



2002年 展覧会記録


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