ceramica

川端健太郎 展
− 森に息づく 陶のオブジェ −

会期
2003年4月4日(金)〜27日(日)
休廊日
16日(水)


会場写真 会場写真
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川端健太郎 (かわばたけんたろう) さんの作品は、白磁に青や金銀の釉薬をつかった高さ75cmほどのスプーン型のオブジェです。
川端さんは陶芸を始めて6年目の26歳の作家です。専門学校を経て多治見市陶磁器意匠研究所に学び、この1年は公募展での受賞が続いています。 東京育ちの作家にとって、岐阜県多治見市郊外での窯づくりや作陶、森の恵みや放し飼いの鶏を食すことなど、すべてが衝撃の連続でした。そうした感動や驚きが土をもつ作家の指先からどんどん作品となって生まれてきます。
スプーンの作品は、もともとは森に供える祭壇作品の一部でした。食物を聖なるものへと純化させる装置として、森へ捧げ還元されていくというイメージ。生きものの一瞬をとらえたダイナミックなフォルムの作品の数々は、ナチュラルな力に満ちて川端さんのセンスを感じさせます。


■ オープニング・トーク ■
制作のことなど作家ご自身に語っていただいています
初日4月4日(金) 18時〜19時
(終了しています)
先着順、入場無料



KAWABATA KENTARO 作家略歴
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1976
埼玉県生まれ
1998
東京デザイナー学院陶器科卒業
2000
多治見市陶磁器意匠研究所卒業
出石磁器トリエンナーレ入選
2001
織部の心作陶展大賞
2002
朝日現代クラフト展入選
益子陶芸展審査員特別賞
国際陶磁器展美濃入選
朝日陶芸展入選
伊丹クラフト展入選

個展・グループ展
2001
MINO2001それぞれの形展(ギャラリーTAO、東京)
2002
ギャラリー春窯(多治見)
2003
サボアヴィーブル(東京)



2003年 展覧会スケジュール


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