■巡回展会期
■ 図録・BOOKLET『小さな骨の動物園』 INAX出版 ■ 解説 ■ 展示リスト ■ ワークショップレポート「作ろう、小さな骨の動物園〜骨格標本ができるまで〜」(2006年1月22日 大阪市立自然史博物館) ■ 講演会「骨のある暮らし−イッカクとイヌイットの生きる世界へ−」 (2006年4月13日 名古屋) ■ 講演会「骨の学校」 (2006年8月4日 東京) |
カメ、ウサギ、モグラ、コウモリ、ペンギン・・・。身近にいるのにあまり目にすることのない動物たちの骨姿。小さなパーツで精巧に組み立てられたそれらは、いまにもカタカタと音をたてて動き出しそうです。セキツイ動物にとって体を自由に動かすために必要不可欠な骨には、何億年もの進化の過程や生態的特徴などあらゆる情報が凝縮していて、たくさんの見どころや発見が詰っています。 本展では、身近な動物の骨の美しさや面白さを紹介しながら、生態ごとにあらわれた機能やデザインの違いなど様々な視点から骨の魅力を考察します。 骨は体の表から見えないために、眺めたり感じたりする機会も少なく、死をイメージさせる不気味で怖い存在と思われてきました。しかし、周囲を見渡してみると、私たちの食卓にもフライドチキンや焼魚などのように、魚や動物の骨たちが身近に発見できるのです。 |
さらに注意深く眺めてみると、動物たちの骨のフォルムや構造が、それぞれに個性的で美しく、また理にかなっていることに驚かされます。例えば、豚足は優雅でスレンダーなハイヒールのように見え、サルたちの頭骨は人間のそれより愛くるしい表情を見せています。一方、鳥の骨は少しでも身を軽くするためにパイプ構造に、またキリンの頭骨は攻撃から脳を守るためにダンボール構造になっています。 |
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