INAX GALLERIA CERAMICA

稲留 京子 展

− 手が土が。どこかに繋がる白いかたち −

会期:1998年4月2日(木)〜4月29日(水)
会期中無休




稲留京子(いなとめきょうこ)さんのテーマは人物と自然です。この大きなテーマの中で彼女が選んだものは、人物に関連した「INSIDE」と名づけられた内臓と骨、自然では植物の化石や石がモチーフとなりました。


これらのフォルムを、土を手にした時に自然に指先でひねり出すのだと言います。そのオリジンは、ふと見かけた猫の骨がとてもきれいだった印象からだそうです。


この半年間はイギリスのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで留学制作をして、化石や風化のディテールを研究してきたそうです。ふだんは見たり触れたりすることはできないけれども自分の中にもある骨という存在が稲留さんによってこんなにきれいに表現されました。


会場写真
会場写真
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KYOKO INATOME 作家略歴

1973 広島県生まれ

1996 京都市立芸術大学美術学部工芸学科陶磁器卒業

1998 京都市立芸術大学大学院美術研究科陶磁器修了


グループ展

1995 タブラ ラサ(四条ギャラリー/京都)

1996 京都市立芸術大学美術学部 卒業制作展 市長賞受賞

1996 KYOKO INATOME,MIKI AKO展(ART−BOXENFER/京都)

1997 陶芸6人展(ギャラリーマロニエ/京都)


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