鈴木秀昭(すずきひであき)さんは大学の社会学部を卒業後、社会経験を経てから九谷焼技術研修所に学び初めてやきものをつくり始めます。すでに多くの国々の国際展に出品していますが、その作品は九谷焼の技術を用い黄や緑色の釉薬の古典的イメージの器です。 ところが、鈴木さんはもうひとつのやきものの世界を持っています。日本の縄文時代のやきものに似た紐や縄目を立体的に構成した作品群で、紐と点状の土の造形を、時には鉄などの異素材と組み合せたオブジェです。 層になった粘土がつくる籠のような透けたかたちには、太古のイメージがあります。どこかに自然の摂理が感じられる作品を作りたいという彼の作品は、世界中の遺跡から発掘される祭祀のかたちに共通したものも感じられる、不思議さと懐かしさをもった造形です。 |
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HIDEAKI SUZUKI 作家略歴 1959 東京生まれ
1986 アメリカ ユタ州立大学 社会学部卒業
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