高橋奈己 展
− イタリアからの風 陶の実 −
高橋奈己(たかはしなみ)さんの作品は植物の実、種などをモチーフにして、楕円や球体の幾何学をも連想させるオブジェです。 高橋さんは美大卒業後イタリアの陶芸のまちファエンツアに2年間留学し、今展はイタリアの荒い赤や、白い磁土でつくった作品約10点による初めての個展開催になります。 レモン絞り器のような、肉厚のエッジが蛇腹状に切り立って刻み込まれた蓋のあるオブジェは、SF的な近未来的なイメージを放っています。 また白い群像にポツンと同じかたちの赤い作品が1点置かれていることも印象的です。実であれ種であれ高橋さんの作品は、モチーフがふくらみと鋭さをもち、日々の溢れるイタリア感覚をたっぷり浴びて、作品の一つ一つからイタリアの色と風が匂いたつようです。 注/写真は、新宿会場のものです |
1973東京都生まれ
1996武蔵野美術大学短期学部工芸デザイン科卒業
グループ展 |
ガレリア セラミカ 新宿
会期 : 2000年3月3日(金)〜30日(木)
会期中無休
2000年
展覧会記録
ガレリア セラミカ 札幌
巡回展 会期 : 2000年4月4日(火)〜30日(日)
休廊日 : 毎週水曜日
2000年
巡回展記録
注/ガレリアセラミカ札幌は、
2002年11月19日をもちまして休廊しています
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