宮嶌和恵 展
− ニューヨーク発 陶のかたち京の色−
宮嶌和恵(みやじまかずえ)さんは京都精華大学とニューヨーク大学で陶芸を学ん だ後、現在もニューヨークで制作を続けている作家です。 「ランドスケープ」という作品では、蒔絵や螺鈿をほうふつとさせる色彩が雅やかです。それらは彼女の生まれ育った京都の祇園祭りの山鉾のイメージだそうですが、海外で暮らし制作していると、より強く自国の文化を誇りに思えてきて選んだと言います。 「バブル」シリーズは泡のかたちや刻々と変化する表情を見せる作品で、地層の断面や泡の痕跡を残したクレーターにも見える複雑で微妙な色彩やかたちで、深い奥行きのある静かな雰囲気が漂います。水、土、熱、風をはらんだ自然の豊饒さが感じられます。 宮嶌さんの華やかな色彩は作家自身の記憶の中の色の再現であり、記憶の中から探し出すという過程が、土の中から色を掘り出す「掻き落とし」という技法と上手く結びついています。 注/写真は、新宿会場のものです |
1969
個展
グループ展 |
ガレリア セラミカ 新宿
会期 : 2000年6月6日(火)〜28日(水)
休廊日 : 6月7日(水)
2000年
展覧会記録
ガレリア セラミカ 札幌
巡回展 会期 : 2000年7月6日(木)〜30日(日)
休廊日 : 毎週水曜日
2000年
巡回展記録
注/ガレリアセラミカ札幌は、
2002年11月19日をもちまして休廊しています
INAX CULTURE INFORMATION http://www.inax.co.jp/Culture/culture.html セラミカへのご意見、ご感想、お問い合わせ等はこちら E-mail : xbn@i2.inax.co.jp 本ウェブサイトからの無断転載を禁じます |
||
Copyright(C) INAX Corporation
http://www.inax.co.jp |