高喜淑 (HEESUK KO) 展
− 水のフォルム・水の磁器 −
高喜淑(HEESUK KO)さんは韓国の美術大学で陶芸を学んだ後、2年間広告のデザイナーとして働いてから1996年に来日、日本の窯元で制作を始めました。
高さんの作品からは、李朝磁器からイメージする近づきがたい硬質感ではなく、やわらかでのびやかなフォルムと、内側やフォルムの半分くらいにかけられた、透き通った淡青色の釉薬と白い素肌のような土肌のコントラストが、上質の絹の感触をもった木綿のような、ピュアさと心地よさを感じさせてくれます。 そして水のイメージが湧き上ってきて、まるで水の科学現象でできたのではと錯覚してしまいそうになります。 型成形をしたのちに、高さんの意識と無意識の深い振幅から生み出された、鋭くてとびきりのセンスの風のようなタッチで完成されている作品です。 |
注/写真は、新宿会場のものです
1972 韓国ソウル生まれ 1994 弘益大学美術大学陶芸科卒業 1996 来日 1997 瀬戸窯業技術センター研究生 2000 愛知県立芸術大学大学院陶磁専攻卒業 1999 和食文化の中の器展(ギャラリー共栄窯/常滑市) '99日本クラフト展「日本クラフト賞」 '99世界工芸コンペティション金沢 2000 '99日本クラフト展受賞者5人展(松屋銀座) 個展「Pure White」(ギャラリーゆい/東京) '00日本クラフト展 2001 「高喜淑展」(松屋銀座クラフトステージ) |
ガレリア セラミカ 新宿
ガレリア セラミカ 札幌
注/ガレリアセラミカ札幌は、
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