キッチンに関する、火まわりの汚れの種類とお手入れ方法をご紹介。
汚れの種類により適した洗剤や道具が異なります。
放っておくと取れなくなる汚れもあるのでご注意ください。
調理中の油煙や吹きこぼれなどによるもの。
煮こぼれや飛び散った油などによる汚れ。
薄めた台所用中性洗剤を含ませたスポンジか柔らかい布でふきとり、水ぶき、からぶきの順で仕上げます。
こげ茶色の汚れで、こびりついてザラザラした汚れ。
吹きこぼれた煮汁や油などを長時間放置し熱によって炭化したもの。
温かいうちに拭き取ってください。こびりつきに関しては、丸めたラップや歯ブラシにクリームクレンザーをつけてこそげ落とし、水で洗い流す、または十分に水拭きし、水分を拭きあげてください。
黒色の汚れで、カウンターとパックパネルの継ぎ目のコーキングに発生。
カビなどの微生物によるもの。
クリームクレンザーをつけ、歯ブラシでやさしくこすり取ります。
水ぶきで洗剤を落とし、からぶきで仕上げます。普段からカビの栄養分である汚れや水分はこまめにふきとって予防しましょ う。
薄黄色の汚れで、湯煙などの付着したベタベタ汚れ。
べっとりと厚く固まった汚れは、付着した油が空気に触れて、酸化・樹脂化したもの。
ついたらすぐにお湯で拭き取ります。こびりつき汚れは、割り箸または木べらなどでこそげ落とします。その後、キッチン用弱アルカリ性洗剤をスプレーし、キッチンペーパーを貼り付け、その上からキッチン用弱アルカリ性洗剤をさらにスプレーします。5〜15分置いて汚れが浮いてきた所をスポンジや歯ブラシで落とします。最後に洗剤分が残らないようによく水洗い、または十分に水拭きし、水分を拭きあげます。
薄黄色の汚れで、全体に均一についた汚れ。
調理の際に発生する油煙やホコリなどによるものです。
薄めた台所用中性洗剤を含ませたスポンジか柔らかい布でふきとり、水ぶき、からぶきの順で仕上げます。
手についた油分がステンレスや取手・扉に付着して、くもりが残る。
手から出た汗や皮脂による汚れが原因です。
手アカに気付いたら都度柔らかい布で水拭きし、水分を拭きあげます。こびりつきに関しては、スポンジなどに住宅・家具用洗剤を含ませ軽くこすり、からぶきします。
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