INAXは「パブリック向け小型電気温水器（12Lタイプ）」をリニューアル。業界トップクラスの省電力を実現し、4月1日に発売します。

新しい「パブリック向け小型電気温水器（12Ｌタイプ）」は、用途に応じ（1）使用湯量に応じて30分ごとに10℃単位で保温温度を最適制御する「省エネモード」、（2）使用頻度が少ない夜間や休日はヒーターをOFFにし無駄な保温をしない「ウィークリータイマーモード」、（3）業界初の節電方式で水温に応じて夏場は自動でヒーターをOFFにし、水温が下がる冬場は自動でヒーターをONにする「シーズンON/OFFモード」の3つの機能を搭載しています。

また、3つの節電機能を使用状況に応じスイッチ１つで自動設定できる「スーパー節電」により、一日、一週間、季節の3パターンに自動対応し、現行品と比べて約40％（電気代削減6500円/年、CO2削減210kg/年）の節電性能を実現しました。またビル管理室など、遠方からの遠隔運転制御にも特注対応できるようにしました。更に現場での施工性の良さを配慮し、給水接続を本体上面、出湯・出水接続口を本体左右に設けています。

INAXはこれからも「省エネルギー」と「快適性」にこだわったパブリック向け商品をお客さまにご提供していきます。

*1･･･2011年１月末時点INAX調べ
*2･･･2011年1月末時点　試算条件：手洗い使用0.5ℓ/回、200回/日。使用時間平日8:00〜21:00、土日は使用せず。年間4ヶ月は給水温度エコモード作動（トリプル節電タイプのみ）電気代は12円/kWhとして算出。現行品CO2/520Kg→新商品CO2/310Kg、現行品電気代16,000円／年→新商品9,500円／年（税込み）。

写真： パブリック向け小型電気温水器 スーパー節電･適温出湯（12L）タイプ 品番： EHPN-CA12ECS1 価格： 186,500円［税込195,825円］ （施工費別途） 販売目標： 5000台／年（2011年度） （*12Lタイプのみの販売目標）

開発の経緯

「パブリック向け小型電気温水器（12Lタイプ）」の特長

１．現行品比　約40％の節電を実現。

3つの節電機能を使用状況に応じスイッチ１つで自動設定できる「スーパー節電」で、一日、 一週間、季節の3パターンに自動対応し、現行品と比べて約40％の節電機能を実現しました。

スイッチ1つで自動設定できる「スーパー節電」を装備。
（他、省エネモードのみの設定も可能。）

ランニングコスト試算比較表＊

＊･･･試算条件：手洗い使用 0.5L/回、200回/日使用時間：平日8:00〜21:00、土日は使用せず。年間4ヶ月は給水温度エコモード作動（トリプル節電タイプのみ）、電気代は12円/kWhとして算出。

2．遠方での集中管理に特注対応

ビルの管理室など、遠隔での集中管理対応で、安心・省エネ対応が可能になりました。

1）遠方発停機能：管理室などで電気温水器の運転ON/OFF操作が特注で対応可能。

2）一括警報機能：安全装置が作動したことを管理室に知らせる対応が可能。

3．給水・給湯の左右配管と2ヶ所給湯に対応

買い替え時の品番選定や施工が楽になります。給水接続口を本体上面、出湯・出水接続口を本体左右に設け、L・R設置対応や2ヶ所への湯・水供給が簡単に出来ます。

「パブリック向け小型電気温水器（12Lタイプ）」の仕様