2011年3月31日までは、旧(株)INAXの発表の内容となります。それぞれについては、2011年4月1日以降も統合した(株)LIXILで責任を持って対応いたします。

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当社におけるアスベスト(石綿)の使用状況について (2005年8月18日)



アスベスト(石綿)を含む部材の過去における使用状況一覧表
(2008/12/26更新)

使用状況調査の追跡と精査を実施し、アスベスト含有率の再チェックや、「使用期間」を「出荷期間」に統一するなど、最新の情報に更新いたしました。なお、新たな商品の追加はございません。



2009/10/05 更新
2008/12/26 更新
2006/06/12 更新
2005/11/05 更新
2005/10/07 更新
2005/08/24 更新
2005/08/18 公開

1.アスベスト(石綿)使用の現状について


2004年10月以降、INAXグループで直接生産する製品ではアスベスト(石綿)を使用していません。 OEM製品や仕入部品においては、ごく一部にアスベスト(石綿)を含むパッキン等が使用されている製品が有りましたが、全てアスベスト(石綿)を使用していないものに切り替えをいたしました。弊社における過去のアスベストの使用状況につきまして、以下にご報告させていただきます。

 

2.過去にアスベスト(石綿)を原料として配合し、製造した工場


(1)【製品名】セメント系外装材 「ミューベル」

工場

出荷期間

アスベスト種類

古道工場
(現在閉鎖)

愛知県常滑市字古道44

1986年〜
1989年

白石綿
(クリソタイル)

1983年〜1986年:研究開発で使用



(2)【製品名】セメント系外装材 「ネオミューベル」

工場

出荷期間

アスベスト種類

久米工場

愛知県常滑市久米字鎗場
97-1

1989年〜
1994年

蛇紋岩※

※原料として使用した蛇紋岩の不純物として白石綿(クリソタイル)の混入が考えられる。



(3)【製品名】タイル用接着剤 「IG-21、IG-31」

工場

出荷期間

アスベスト種類

技術管理部
(現在閉鎖)

愛知県常滑市鯉江本町3-1

1956年〜
1984年

白石綿
(クリソタイル)

マルカサヤバチ
株式会社
(協力工場)

三重県伊賀市三田2238



(4)【製品名】ユニットバスルーム接着剤(添加剤)

工場

出荷期間

アスベスト種類

上野緑工場

三重県伊賀市西明寺2820

1980年〜
1989年

白石綿
(クリソタイル)

筑波工場

茨城県つくば市上大島1547

1980年〜
1984年

 

 

3.アスベスト(石綿)を含む仕入材に切断などの加工を行った工場


(1)【製品名】ユニットバスルーム セメントボード(タイルパネル下地材)

工場

出荷期間

アスベスト種類

上野緑工場

三重県伊賀市西明寺2820

1973年〜
2004年

白石綿
(クリソタイル)

筑波工場

茨城県つくば市上大島1547

株式会社
九州INAX
佐賀工場
(連結子会社)

佐賀県多久市東多久町
大字別府3462

野幌工場
(現在閉鎖)

北海道江別市東野幌3-3

1979年〜
1983年

江別工場

北海道江別市工栄町24-3

1983年〜
2004年



(2)【製品名】システムトイレ セメントボード(タイルパネル下地材)

工場

出荷期間

アスベスト種類

知多工場

愛知県知多市北浜町25-7

1990年〜
2003年

白石綿
(クリソタイル)



(3)【製品名】セメント系外装材 「エクセリア」の出隅材と幕板材

工場

出荷期間

アスベスト種類

久米工場

愛知県常滑市久米字鎗場97-1

1991年〜
2001年

白石綿
(クリソタイル)

 

 

4.その他のアスベスト(石綿)を含む当社製品


当社で製造や加工などを行っていませんが、アスベスト含有パッキンなど、一部の製品や、製品に組み込みあるいは付属していたものがありました。

アスベスト(石綿)を含む部材の過去における使用状況一覧表
 (2008/12/26更新)

 

5.アスベスト(石綿)による疾病の発生状況


現在まで従業員に石綿関連疾患は発生しておりません。


 

6.過去にアスベスト(石綿)を扱った社員への対応


これまでにアスベスト(石綿)を生産原料として取り扱った社員を調べた結果、現時点で石綿関連疾患が認められる社員はいませんでした。今後、定期的・継続的に健康診断を行っていきます。


 

7.該当工場の退職者及び周辺住民への説明


これまでにアスベスト(石綿)を生産原料として取り扱ったことのある退職者及び該当工場の周辺住民に対して、上記の説明を行います。石綿関連疾患に関する懸念に関しては、定期的・継続的に実施する健康診断の受診を勧め、個別の相談に応じます。

 

8.アスベスト(石綿)を含むご使用中の製品に関するご注意とお願い(2018年1月12日更新)


セメント系外装材、タイルパネル下地材、パッキンなど、当社から提供させていただいた製品中のアスベスト(石綿)は、セメントやゴムなどで固化された、飛散しにくいアスベスト(石綿)のみとなっています。したがって通常のご使用ではアスベスト(石綿)は飛散しないと考えられます。ただし、取り扱い方法によっては、破損部分などからアスベスト(石綿)が露出、飛散する可能性がありますのでご注意ください。その場合は、破損部分を接着材などで被覆することが有効です。

上記の製品や部品を廃棄する場合は、環境省の指針(※1)をご参照ください。基本的には、「がれき類」、「コンクリートくず」、「廃プラスチック」などとして「安定型処分場」で処分できますが、自治体によっては「管理型処分場」での処分を指示されることがありますので、各自治体の指示にしたがって廃棄処分をお願いします。リフォーム業者や工事業者にアスベスト(石綿)を含有していることをお伝えし、自治体の指導にしたがって業者様が処理計画を作成し、適切な処理を行っていただくことになります。

解体作業の方法によっては粉塵が発生します。このため作業内容に応じた保護衣や呼吸用保護具の着用を行ったうえ湿式作業などの作業レベル3(※2, 3)に適応した暴露防止策を施してください。そのほか、「石綿障害予防規則」(厚生労働省令)に基づき適切な措置を取る必要があります。

また、パッキンに含まれるアスベスト(石綿)が、水道水中に出ることはほとんどありませんが、完全には否定できません。しかしながら、世界保健機構(WHO)が策定・公表している飲料水水質ガイドライン(※4)では、「飲料水中のアスベスト(石綿)については、"健康影響の観点からガイドライン値を定める必要はないと結論できる"」としています。また、現在のところ流出したアスベスト(石綿)で特定の疾病が増えるという情報はありません。

【関連情報】
※1:「非飛散性アスベスト廃棄物の適正処理について」 環境省(環廃産発第050330010号)
※2:「アスベストの飛散性・非飛散性とレベル1〜3の整理」
※3:「目で見るアスベスト建材」 国土交通省
※4:「WHO 飲料水水質ガイドライン」


 

9.お問合せ先(2018年1月12日更新)


本件の内容に対してのお問合せは以下までお願いいたします。
(株) LIXIL お客さま相談センター
TEL:0120-179-400


以上



 
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