2011年3月31日までは、旧(株)INAXの発表の内容となります。それぞれについては、2011年4月1日以降も統合した(株)LIXILで責任を持って対応いたします。

その他の大切なお知らせ INAXからお客さまへ大切なお知らせがございます。

全国タイル業協会様よりお知らせ 

「タイル剥落」報道に対する全国タイル業協会の見解と対応


 ビル外壁の剥落事故に対する一部の報道において、「外壁タイルが落下」「タイルが崩れ落ちる」など、タイルそのものが原因の事故であるかのような報道がなされています。当協会はこうした事故についてその実態を調査しておりますので、ご報告いたします。

1.平成17年6月14日「ニューリバービル」(東京都中央区新川)
斜壁崩落事故について


 この崩落事故原因は、斜壁部分に施された『防水層とコンクリート躯体の界面 』で接着力が低下し『防水層』からズレ落ちたものです。タイル自体が剥がれ落ちたとか、タイル施工に問題があって発生したものではありません。



 

2.平成17年9月1日の国土交通省『中間報告』に関する報道


 6月14日の「ニューリバービル」斜壁崩落事故を受けて国交省は6月16日付で、全国の地方公共団体に対し『容積率400%以上で避難路沿いの3階建て以上の斜壁を持つ建物』の調査を実施しました。対象は『外壁タイル張り、モルタル下地吹き付け仕上げ等の外壁』『剥落のおそれ のある外装仕上げ材』であり、タイルと特定した調査ではありません。9月1日の国交省中間報告の際にも報道記者の質問に対し、担当官は『下地に問題があって地すべり的に落ちた』『ひび割れなどから水が侵入し下の防水層が劣化して落ちた』等の説明がなされ『タイルが落ちた』『タイルが原因』との発言はありませんでした。

 

3.外壁剥落事故防止に万全を期するために


 あらゆる外装仕上げ材の剥落事故を未然に防ぐために、当協会では『設計上の配慮事項』『施工管理上の注意事項』等の技術資料を発刊し、関連の分野に広くご提供しています。これらの資料の中で例えば『斜壁』へのタイル施工について『斜壁(セットバック部)へのタイル張りは、防水層を設けるとともに、ステンレス製のアンカーピン+メッシュ筋等で物理的に固定した下地モルタル層を作成した上で行う』『斜壁部において、防水層の上に物理的固定無しに下地モルタルを作成すると、防水層との界面 で剥離・剥落を起こす場合がある』と記載しています。今後の事故防止のために、関係各位 にはこうした工程を重視した十分な配慮を強く要請するものであります。
 
※ (社)全国タイル業協会では「外壁タイル張り(設計上の配慮事項・施工管理上の注意事項)」「MCR工法(その効果 と施工要領)」や工法別の施工要領書等、各種の刊行物をご用意しています。ご希望の方は下記までお問い合せください。
 
社団法人 全国タイル業協会
〒461-0002 名古屋市東区代官町39-18
TEL(052)935-7941
FAX(052)935-4072
 
http://www.tile-net.com/inq/

 

4.タイルに“アスベスト”は使用されておりません


  昨今、ニュースでも取り上げられている「アスベスト被害」について『身の回りの石綿ご用心』『建材やタイル、日用品にも』と見出しのついた一部報道がありました。 内容は“ビニールの床タイル”と推測されますが、いわゆるタイル(セラミックタイル)は茶碗や食器と同様、高温焼成 の陶磁器質で、その原料にアスベストなど一切使われていません。

 
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