酒百宏一 展
― 下関・千・日記 ―
会期 : 2002年9月2日(月)〜26日(木)
休廊日 : 日祝日
酒百宏一(さかおこういち)さんの作品は、毎日の生活の中で出会った町の一部分を、色鉛筆で擦ってうつしとるフロッタージュという手法でつくられています。数ケ月分ずつ積み重ねて束にしたり、一日ずつをパネルにしたり、時には床・壁に立体化してみせます。 店舗のカラフルに色分けされたパネル板、魚市場の緑のトタン屋根、銭湯のタイル絵の一部、洋館のレンガの端っこ、舗道の排水溝の孔、金属メッシュの椅子やベンチ、街灯の金属柱の塗装された肌、ぶたの看板のしっぽの一部など、触ってきたのはどこにでもありそうな、誰もが知っていそうな光景とものです。しかし酒百さんのまなざしによって切り取られると、町は本当にこのように美しかったのかと、どこにでもある代わり映えしないと思われたものすべてが、みずみずしく、深く迫ってきます。 |
■ アーティスト・トーク ■
スライドを見ながら制作のことなど
初日9月2日(月) 18時〜19時 |
1968
1990 |
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INAXギャラリー2 2002年 展覧会記録 |
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