河崎 晃一 展
−色彩の時間−
会期:1999年3月1日(月)〜3月29日(月)
休館日:日曜・祝日
河崎さんの作品は、植物染料で染めたガーゼのような薄い布を、幾重にも重ねたり並べて画廊の壁に構成していくコラージュ手法の平面作品です。 河崎さんはもともとは藍染めに携わる染色家でした。現在は芦屋市立美術博物館で学芸員の仕事に携わりながら作家活動を続けています。 「僕の作品は植物という自然染料から色をもらっていますから、どんどん退色して色が変わっていくことも自然な在り方、表情の一部なんです。また植物の繊維で織った薄い薄い布ですから、持ち運びも至って簡単なんです。」と言う河崎さん。また学芸員として「具体」という関西から出発した芸術家グループのその後にも関わっており、おおらかさや激しさ、反骨精神など、「具体」のこころざしをも継承しているように見受けられます。 |
1952 兵庫県生まれ 1974 甲南大学経済学部卒業。染色家中野光雄氏に師事。 1989 芦屋市立美術博物館準備室 1991 芦屋市立美術博物館学芸課長
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