INAX GALLERY 2

李祥吉 (LEE SANG GILL)
−ガラスとスチールの瞬き −

会期:2000年7月3日(月)〜7月27日(木)
休館日:日曜・祝日



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会場写真 会場写真

李祥吉(リ・サンギル)さんは韓国のソウル大学美術科を卒業後、多摩美術大学で1992年から2年間彫刻を学び、現在は韓国で活躍している若手作家です。
李さんは今年5月[第19回大韓民国美術大展]という洋画・韓国画・彫刻・版画ジャンルのすべての中のグランプリを受賞しました。今展は日本で初めての個展開催になります。

李さんは木、鉄、紙、コルク、プラスチック、アクリル、花びら、ガラスなど多くの素材を用いて[呼吸する箱]というタイトルの立体作品をつくっています。
李さんの作品はほとんどが透明なものを通して中の物質を際立たせるという手法をとっていますが、ときには、錆びた大きな鉄の箱の中に山ほどのドライフラワーの花びらが入っていたり、銀色に輝く鞄型、スツール型の中に色鮮やかなドライフルーツが詰まっているものもあります。これらの作品では、かつては生命があったことを強く示唆しています。見えないかたちから、心臓のように鼓動と瞬きを感じさせる作品です。

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■ギャラリー・トーク 開催■
スライドを見ながら制作のことなど
作家ご自身に語っていただきます

日時:オープニング当日 7月3日(月)18時〜19時
終了しています
ギャラリーカフェ(ギャラリー2会場同フロア)にて
入場無料、先着20名(予約不要)



LEE SANG GILL (李 祥吉) 作家略歴

1964
韓国光州生まれ
1990
ソウル大学校美術大学彫塑科卒業
1994
多摩美術大学院彫刻専攻卒業

個展
1995
第1回個展(ナム画廊/ソウル)
1999
第2回個展[息を吐いている箱](ワンソギャラリー/ソウル)

グループ展
1991
4人の彫刻展(カンフン美術館/ソウル)
ダリ彫刻展(サンチョン美術館/ソウル)
1993
第78回二科展(東京都美術館/東京)
1994
第79回二科展(東京都美術館/東京)
1995
春季二科展招待(銀座松屋/東京)
P.M2彫刻展(ト・アートスペース/ソウル)
第21回ソウル現代美術展(文芸振興院美術館)
ソウル彫刻会展(芸術の殿堂美術館)
1996
韓国彫刻の飛翔展(コスモスギャラリー/ソウル)
ソウル彫刻会企画―若い作家特別展―(文芸振興院美術館)
World Art Exhibition(久保田ギャラリー/東京)
ソサバル美術大展・優秀賞(ピョンテク美術会館/ピョンテク)
1997
名票湖野外美術展(埼玉県)
視覚―22人(新世界ギャラリー/光州)
ソウル現代彫刻公募展(ソウルギャラリー/ソウル)
金南大学開校45周年教授作品展(いんざい美術館/光州)
日民美術館企画 ―現代彫刻の断層―(日民美術館/ソウル)
ソウル彫刻会展(ソウル市立美術館600年記念館/ソウル)
東京港トラッシュ・ライブ'97(東京)
1998
ソウル彫刻会展(文芸振興院美術館)
ゴミと美術家達展(東京)
1999
中央美術大展(ホアムギャラリー/ソウル)
"紙+"(ワンソウギャラリー/ソウル)
M−Police野外彫刻展(フンレンワン公園/ソウル)
国際観光Expo '99野外環境彫刻招待展(チョンチョホ/ソクチョ)
ソウル彫刻会展(芸術の殿堂美術館/ソウル)
2000
ソウル大学校新千年(ソウル市立美術館
はがきで見る彫刻のメッセージ展(ギャラリーMiz/ソウル)
第19回大韓民国美術大展(国立現代美術館/ソウル)

現在 漢城大学、南ソウル大学、木浦大学校講師
韓国美協、ソウル彫刻会、現代空間会会員

受賞
1994
二科展特選(東京都美術館/東京)
1999
中央美術大展(ホアムギャラリー/ソウル)
2000
第19回大韓民国美術大展大賞(国立現代美術館/ソウル)

作品所蔵
韓国文芸振興院(ソウル)




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