朱雀正道 展
― 受動写真 ―
会期:2001年5月1日(火)〜29日(火)
休館日:日曜・祝日
朱雀正道(すじゃくせいどう)さんの作品は写真です。 建物の天井近くの一偶などを撮影した空間シリーズ、空に浮かぶ雲、5本の杉の木を定点観測のように季節ごとに撮影した写真などで構成されます。 建物の一部は朱雀さんによって切り取られていますが、写っているのは淡い色彩の幾何学形の陰影だけです。 しかし私たちは朱雀さんの静かな、何もおこっていない写真に、ざわめきとしか言いようのない、不思議なエネルギーを感じました。 作家の意図しないエネルギーまでが写ってしまった、そんな印象なのです。 性能のいいカメラを誰もがもてるようになっていますが、さまざまな場にある磁力のようなエネルギーを無意識のように撮ってしまう身体性をもった朱雀さんの写真は、受動写真と呼んでみたくなりました。 |
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■ アーティスト・トーク ■
日時:5月29日(火)18時〜19時 |
SEIDO SUJYAKU 作家略歴
1959生まれ |
■ 関連LINK Web Press 葉っぱの抗夫 "ことばの断片" Fragments#17「 デカルトの墓地に咲く花 −ある写真論」 :朱雀正道 |
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